
中企団では、労働時間管理・人材確保等、社労士にとって対応すべき課題の多い介護業界において、ハード面(施設)とソフト面(人事労務管理や運営ノウハウ)の両面から社会的要請に応えるべく、パナソニック ホームズ(株)との業務提携をしております。
今回のセミナーでは、介護事業所における処遇改善・賃上げに潜む労務リスクや、AIを活用した介護現場の生産性向上の取り組みなどをご案内いたします。
本セミナーでは、介護職員処遇改善加算を含む処遇改善・賃上げの実務対応を整理し、未払い残業代請求リスクへの対応策を解説します。あわせて、労使トラブルを未然に防ぎ、確実に解決へ導く「テラダ流労務管理」の実践ノウハウを提供します。
■講義概要
2024年は33年ぶりに賃上げ率が5%を超え、2025年の賃上げ動向は2年連続で5%を超える高い水準となりました。一方で着替え時間を労働時間と主張し未払い残業代を請求する裁判なども増えております。 特に介護事業所では、雇用される職員の待遇を安定させ、賃金を向上させることを目的として「介護職員処遇改善加算」の支給が行われています。こうした処遇改善や賃上げの取り組みが進む中でも、その運用方法によっては、未払い残業代請求といった労務リスクが表面化する可能性があります。
本セミナーでは、介護職員処遇改善加算も含めた処遇改善・賃上げに潜む未払い残業代請求のリスク、また、その予防について解説いたします。また、働き方改革という言葉の中で、労働者の権利意識が広がっております。労使トラブルも増えているところですが、労使トラブルの解決を得意とし100%解決する自信と実績の「テラダ流労務管理」のコツを社労士の皆様にお伝えいたします。
注)本セミナーでは「処遇改善加算制度」の詳細についての解説はございません
<寺田 美津司>
■予定講義内容
1.新しい処遇改善加算 2.近年の賃上げ動向 (配信動画には含まれません) 3.「最低賃金」の上昇を考える。 4.賃上げに潜むリスク 5.労務ハザード!!新たな危機を把握する(配信動画には含まれません) 6.賃上げとは? 7.処遇改善や賃上げに潜む未払い残業代請求のリスクとその予防
■講師プロフィール
埼玉南社会保険労務士法人 代表社員・特定社労士 寺田 美津司 氏